霊木でヌード撮影した観光客に非難殺到 谷原章介「現地の習俗みたいなものを…」
バリ島の霊木にもたれかかるポーズでヌード撮影をしたロシア人女性が強制退去。報道が注目を集めています。
20日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、インドネシア・バリ島の霊木でヌード撮影をしたロシア人女性が強制退去させられたと報道。
司会の谷原章介さんも困惑気味に私見をのべており、注目が集まっています。
■霊木にもたれかかるポーズでヌード撮影
17日にインドネシア・バリ州当局は、現地の霊木にもたれかかるポーズでヌードを撮影してSNSに投稿したロシア人女性観光客を、強制撤去させたと発表しました。
ロシア人の自称・不動産投資家だという女性は、現地で神聖なものとされている樹齢700年のバンヤンノキを背にしてヌード写真を撮影した上で拡散。
この木は地元のヒンズー教徒の間で神聖視されているもので、非難が殺到し、女性は「霊木とは知らなかった」と主張していると報じられています。
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■カナダ人俳優も霊木で裸になり強制送還
これに対して州知事は、「聖地を汚すような不良外国人は強制送還する」という強硬な姿勢を見せています。
じつは、今回の事件の前にも同様の場所で、全裸のヨガポーズをSNSに投稿したロシア人インスタグラマーや、裸の写真を投稿したカナダの男性俳優も強制送還された事案が。
旅行会社の経営者は、「寒い地域の方々は普段、洋服を着込んで生活するため、南国に行くと露出を高めたいという気持ちがある方が多い印象です」という見解を述べています。
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■旅先で開放感を覚えてしまうのか
フジテレビ報道局解説委員の風間晋さんは、「旅ってやはり特別なものなんだと思うんですね。日常性からのエスケープともいいますし、あるいは心が開放されるとか。そういうものもあるんだとは思うんですけど…」と前置きをしつつ、持論を展開。
今回はロシアの例が2つ出てきたこともあり、「ロシアは日常的に抑圧されている…みたいなものを感じるところがあるのかもしれない。だから余計に開放感が、っていうのがあるかもしれないかもしれないんですけど」と、現在の社会情勢を踏まえて分析しています。
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■旅先の文化や伝統をリスペクトすべき
風間さんは続けて、「旅先の文化とか伝統とかそういうものへのリスペクトっていうのがあって、そこで旅っていうのが余計豊かなものとなるんだと思うので、やはりそういうものは意識してもらいたいですね」とコメント。
谷原さんも同意して「そういった現地の習俗みたいなものを学ぶ楽しみもありますよね」と、提言しています。
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(文/fumumu編集部・星子)