武井壮、猿と男性の“殴り合い”動画拡散に苦言 「本当に気をつけたほうが…」
中国の四川省にある峨眉山にて、野生の猿と“殴り合い”をする男性の動画が拡散され、批判の声も。
18日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)が、野生の猿と人間の「殴り合い」動画がSNSで反響を呼んでいると報道。
この映像には「再生数稼ぎ」との批判もあがっており、“百獣の王”の異名を持つ武井壮さんも苦言を呈しています。
■武井壮は本当は動物を殴らない
「百獣の王」という二つ名で知られ、さまざまな猛獣の倒しかたを披露する芸風が特徴の武井さんですが、過去には「【悲報】実はまだ一頭も動物を倒していません」とツイートしたことも。
一方で今回問題になっている男性は、猿たちと「ストリートファイト」をしたと話題になっています。男性は中国の四川省にある峨眉山で手すりに座っていた猿にそっと触れたところ、猿は驚いて威嚇しました。男性はそれに対し右フックを繰り出そうとしましたが、猿はバックステップでかわしています。
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■フォロワー数獲得のため猿を攻撃か
男性に殴られかけた猿が一旦逃げると、仲間を助けようとしたのか別の猿が参戦して、逃げた猿も戻ってきて男性と2頭の猿の間で殴り合いに。
短い動画を見る限り、パンチは当たっておらず猿にも人間にも怪我はないようですが、両者ともかなり激しく攻撃を仕掛けています。
男性は動画を公開した後、「旅行業者の従業員で野生動物と接している。真剣な殴り合いではない」と釈明しました。安全な距離を保つために注意喚起をしたかったと述べていますが、ネットでは「フォロワー数を増やすためでは」といった批判も集まっているとのことです。
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■武井壮「本当に気をつけたほうがいい」
中には「峨眉山の猿は気性が荒すぎる」という声もあがっているようですが、動物を虐待しているようにもとられかねない行動は物議を醸しています。司会の谷原章介さんは、「武井さん、これ、パンチ一発も、当たることがないように見えました。最後すぐ味方が助けに来ましたね」と武井さんに問いかけました。
武井さんは、野生の猿は人間を凌ぐ身体能力があるとして、「噛みつきとかは人間だとどうしょうもない怪我になってしまうレベルのパワーもありますので、本当に気をつけたほうがいいと思いますよ」と注意喚起しています。
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■野生動物にむやみに接近すると危険
続けて武井さんは、「野生の猿を見かけて近づくとかは一般の方がしないほうがいいですよ」と、日本でも問題視されている「野生動物にむやみに接近する」行動にも言及。
谷原さんも、「第二第三の模倣する人が出てこないといいと思いますね」「野生動物と適切な距離をとっていきましょう」と警鐘を鳴らしています。
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(文/fumumu編集部・星子)