尾木ママ、東大の入学式の様子に「内省化が進んでいる」と感心 若者にエールも
東京大学も4年ぶりに保護者参加の入学式。コロナ禍で青春を過ごした若者たちの門出に、感慨深いコメントが溢れました。
13日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、前日に行われた東京大学の入学式について報道。
12日の入学式には新入生約3,100人・その家族など約8,400人が出席し、同番組では教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さんも祝福を送っていました。
■東大入学式、4年ぶりに保護者参加
東京大学の入学式では、新型コロナウイルス感染症の影響で昨年までは新入生のみの参加でしたが、今年は4年ぶりに保護者の参加も認められ、マスク着用が個人の判断に委ねられました。
同番組では、対話型AI「ChatGPT」にも言及した藤井輝夫総長の式辞も紹介。総長は米ノースイースタン大学長の著書を引用し、「人工知能(AI)やロボット技術の進化した時代の大学教育では、創造性を育む基盤として経験学習が重要である」との見解を示しました。
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■「紙幣の顔」になりたい女生徒も
今年は全新入生3,100人のうち女性は23%の700人となっており、過去最高比率とのこと。同番組では東大のシンボルとも言える赤門でインタビューも行い、新入生の中には「日本の紙幣の顔になれるような社会の役に立つ人になる」と壮大な夢を告白する女性も。
どの生徒も思い思いの夢を持っており、「起業したい、人脈を広げる」「患者さんに寄り添った良い医師になる」「世界の政治を勉強したい」「ITの世界に興味がある」などなど、個性あふれる抱負を語っていました。
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■「内省化が進んでいる」と尾木ママ
新入生たちの頼もしい言葉を聞いた尾木ママは、「例年よりも内省化が進んでいると思いました。自分を見つめて、世界との関係を見つめて…」と分析。
コロナ禍で外出自粛をしていた際にも「ただボゥっとしていたんではない。しっかり見つめていたんだと。こういう貴重な経験っていうか、失ったものはものすごく大きいんですけど、だけどもすごく深まっている」と、経験を糧に成長する若者にエールを送っています。
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■谷原章介は親目線で感動「いい子」
司会の谷原章介さんは、赤門の前で写真を撮る親子の映像を眺めて「いい子。お父さんとお母さんのツーショット撮って。もうこっちが涙出てくるかもしれない」と感慨深げに発言。
コロナ禍に青春を過ごすことになった少年少女の晴れやかな門出に、「逆境をバネにしてほしい」というメッセージを送っています。
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(文/fumumu編集部・星子)