空想力がある人は、クリエイティブな仕事に向いていると言われています。しかし人の想像は、生産的なことだけではありません。自分の欲望を頭の中で満たし、楽しむ人もいるようです。
■妄想が何よりの楽しみ
fumumu編集部では全国20〜60代の妄想癖がある男女427名を対象に、妄想をしている時間が一番楽しいと思うかどうか調査を実施しました。
「妄想している時間が楽しい」と答えた人は、全体で49.9%と半数に迫る高い割合でした。
男女別では、男性よりも女性の割合が若干ですが高くなっています。
取材班は、3名の女性にどのような妄想を楽しんでいるかを聞きました。
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①好きな芸能人との妄想
「好きな芸能人と恋に落ちるのとか想像するのが日々のライフワークです。菅田将暉さんに言い寄られているところに、竹内涼真さんからもアプローチがあって悩むとか。
結婚まで話が進むけど、うちの親が『うちの娘を、芸能人なんかに渡さん！』と反対されるのとかも悲劇な感じが楽しくて…。
自分の頭の中だけの出来事だからファンの人たちには許して欲しいです」（20代・女性）
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②現実離れした世界で生きる
「私は思いっきり、現実離れした妄想が好きですね。架空の国の王子様が私に一目惚れして、国民に大きな祝福をもらいながらの結婚式とかよく考えます。
小さい頃は雲の上に小さな国があって、仲がいい友達やアニメの登場人物と一緒に暮らすのを毎日考えてましたから。筋金入りの妄想力を持っていると思います」（20代・女性）
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③好きな人ができたら妄想して…
「好きな人ができたら、みんないろいろと妄想するものだと思っていたんです。でも友達に聞いたら、『私は、そんなことあまりしない』って子もいてびっくりしました。
『デートしたりキスしたりとか、考えるのが楽しいのに…』って言ったら、『本当にするほうがもっと楽しい』と返されました。たしかにその子は、好きな人にはかなり積極的なんです。
一方で私はまったく行動に移せないから、妄想に逃げているタイプなので…。そんなのだから彼氏ができないのでしょうけど、妄想はやめられません」（20代・女性）
現実にはない世界だからこそ、頭の中で創り上げるのが楽しいのかもしれません。
（文／fumumu編集部・ニャック）この記事の画像（3枚）
