悲しいときや悔しいときに、人は涙を流します。泣くとスッキリすることはありますが、なにかが変わるわけではありません。
しかし一部には泣くことで、自分にとって有利な状況を作る女性がいるとか…。
■「泣いても解決しない」が6割以上
fumumu編集部では全国20〜60代の男女1,357名を対象に、泣いても解決はしないと思うか、調査を実施しました。
「解決しないと思う」と答えた人は、全体で60.4%と半数を超える高い割合でした。
取材班は、そんな中でも涙をうまく使っていると自負する女性達に話を聞きました。
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①理詰めをする彼氏との喧嘩で
「彼氏は喧嘩になると、理論的に責めてくるタイプ。女性のほうが口論では強いと言われますが、うちはまったく逆ですね。
喧嘩で私が不利になったときには、追い詰められて思わず涙が出てしまいます。興奮していた彼氏も涙を見ると、一気にトーンダウン。言い争いは、私が泣くことで終了するのがほとんどです。
彼氏も『いつもずるい』とは言ってくるけど、私もわざと泣いているわけではありません。ただ涙が出た瞬間、ホッとすることはありますが…」(20代・女性)
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②仕事で注意され…
「私は感情のコントロールが下手なので、仕事で注意されただけでも泣いてしまうこともしばしばあります。泣くと相手はひるんでしまって、『これから注意してね』と話が終わるんです。
とくに男性上司には効果てきめんで、説教が長くて有名な人も私には手短で済みます。とても便利な涙ですが、プラスなことばかりではありません。
『涙を武器にして、許してもらっている』と同じ部署の女性が、私の陰口を言っているのを聞きました。事実だけど、つらいですね」(20代・女性)
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③涙を自由に操る女性
「女優が演技でいつでも泣けるのに憧れて、家で練習していたんです。おかげで涙がかなりコントロールできるようになり、『ここは、泣くべきだな』と思うときには自慢の技を披露しています。
彼氏が仕事のことで弱音を吐いたときなんかには、『あんまり無理しないでね。心配だから…』と言いながら涙を流すと、『そこまで思ってくれているんだ』って反応になるので…」(20代・女性)
一部の小悪魔的な女性が涙を利用するために、「女性の武器」と言われてしまうのかもしれません。
(文/fumumu編集部・ニャック)