お笑いコンビ・霜降り明星の粗品さんが2日、自身のYouTubeチャンネル『粗品 Official Channel』(登録者数133万人)を更新。
動画「税理士に怒られました」内で、節税目的のために会社(法人)を設立する芸人に対し、本音を述べる一幕がありました。
【動画】粗品、会社設立して節税する芸人に本音 「ダサいと思ってるんで」
■領収書を紛失、税理士から電話
今回、粗品さんは今年の確定申告の進捗を報告。この前日にアップした動画では、確定申告に必要な領収書をすべて紛失したことを報告していましたが、今回はその続きです。
2022年の年内から税理士から電話があったものの、面倒で出ていなかったという粗品さん。確定申告の時期になり、ようやく重い腰を上げたものの、領収書の紛失が発覚。すると税理士から「YouTube見たよ~」と第一声の電話がかかってきました。
「何が怖いって、第一声がもしもしじゃなかった…」などとしつつ、「怒られました」「怒られたというか、『何をしてるんですか』ですね」と、税理士さんにもすっかり呆れられているようです。
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■法人作って節税する芸人への本音
なお、粗品さんは「節税全然してへん。それだけは評価してくれ。会社も作ってないから」と話す一幕も。(個人の所得税の上限は45%なのに対し、法人税はざっくり23%程度で、法人としてお金を受け取ることで税金を安くする手法があります)
「節税したくて会社作ってる芸人ダサいと思ってるんで」と粗品さんは述べつつ、「これカウス師匠の教えなんですけど。誰も逆らえないんですけど、だから」と、吉本興業の重鎮芸人である、中田カウス師匠の教えであることを明かしていました。
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■「税理士さんに同情」「男の中の男」
今回の動画に対し、コメント欄では様々な反応が。
「ここまで名前も顔も知らない税理士さんへの同情が絶えないのも面白い」「顧客がYouTubeで話してる内容まで把握しなきゃいけない税理士さん大変」「吉本の上役からの『ギャンブルせんといてくれ』は守れなくても、カウス師匠の『法人作って節税すんなよ』はしっかり守る男」「法人税にすれば20%の税率で済むのにあえてMAX税率に挑む男の中の男」などの声が確認できます。
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