多くの公衆トイレには、音を隠すための「流水音」を流すボタンがあります。
トイレをしている音を聞かれたくない人にとっては、ありがたい機能だといえるでしょう。
■約4割、公衆トイレでは流水音を使用
fumumu編集部では全国10〜60代の男女861名を対象に、公衆トイレで用を足すときに流水音を使用しているか、調査を実施しました。
その結果、「使用している」と答えた人は、全体で41.2%。
fumumu取材班は女性たちに、公衆トイレでの「流水音」にまつわるエピソードについて聞きました。
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①イヤホンで音楽を聞いているので
「私は一人で外出しているときには、いつも音楽を聞いています。公衆トイレに入るときにも、基本的にはイヤホンをつけたままなんです。そのために、トイレでの音はまったく聞こえなくて…。
トイレを使用するときには流水音のボタンを押していますが、きちんと音が流れているのかはわかりません。一定時間で流水音は止まりますが、気づかずにそのまま使用していることも。
別にトイレをする音を聞かれても、あまり気にはならないのでかまいませんが…」（20代・女性）
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②鼻をかむときにも使う
「流水音のボタンはトイレの音をかき消すためにあると思いますが、私は別のことにも使っています。トイレで鼻をかむときにも、流水音を使うんです。
以前、私がトイレの順番待ちをしていたときに、個室で鼻をかむ音が聞こえました。それを聞いて、鼻をかむ音は意外に聞こえるものだと実感したんです。
その経験をして以来、鼻をかむときにも流水音を流すようになりました」（20代・女性）
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③音を消してくれているのか不安
「トイレをするときにはいつも流水音ボタンを押しますが、『きちんと音を消してくれているか』と不安になるときがあります。流水音は優しい感じなので、自分が出している音のほうが大きい気がして…。
もっと激しい音のほうが本来の役割を果たしてくれるような気がするのですが、それだと他の人の迷惑になってしまうのでしょうね。
トイレの音を聞かれることに、そこまで神経質になる必要もないのですが…」（20代・女性）
ちなみに流水音を使用しているのは、圧倒的に女性が多いようです。
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（文／fumumu編集部・ニャック）この記事の画像（2枚）
