怒られることも…　約6割が「静かにするべきところ」でやってしまった過ち

「高校時代に、おとなしい感じの先生がいました。温厚そうなために生徒に甘く見られてしまうのか、その先生の授業はかなり私語が多くて…。私も周囲につられて、おしゃべりをすることがありました。

しかしその先生の我慢が限界に達したのか、ある日の授業で怒り出したんです。これまでの状況を考えると、先生が怒っても仕方がありません。それからしばらくの授業は、生徒の私語が減った気がします。

しかししばらく経つと、もとに戻ってしまいましたが…」（20代・女性）

「部署内の朝礼のときに、上司の寝癖が気になったんです。普段は抜けたところが一切ない上司なのでギャップがおもしろく、隣にいた後輩に耳打ちして寝癖のことを教えてしまったんです。

すると上司が、険しい顔でこちらを見てきました。会話の内容は伝わっていないと思いますが、『人が話しているときに、失礼な態度を取っている』と思われたのでしょうね。

せめて朝礼が終わるまで、我慢するべき行動でした」（20代・女性）

「話し出すと止まらないタイプのいとこに、法事で久しぶりに会ったんです。懐かしさもあり、さらにいとこのテンションは上がっていました。ただ法事が始まれば、おとなしくなると思ったのですが…。

しかしいとこは法事中にも、私に話しかけてきたんです。さすがにまずいと思ったのですが、完全に無視するわけにはいかないので、最小限な言葉で相手をしました。

するとうちの親から『静かにして』と言われ、なぜか私が怒られるはめになってしまったんです」（20代・女性）