脱毛サロンのイメージキャラクターにオラウータン 「不適切な表現」と炎上

脱毛サロンの広告が物議。「してない人」をオラウータンで表現…。

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(AaronAmat/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供が小学生から脱毛を考える親も多く「低年齢でも脱毛OK」と謳うサロンもある程、一昔前よりぐっと身近になった「脱毛」という行為。

エステ脱毛、医療脱毛、そして毛を無くす部位まで施術は多岐にわたりますが、それは中国でも例外ではありません。

しかし、近日上海のとある脱毛サロンのイメージキャラクターとして「オラウータン」が提示されていることから「脱毛していない人を馬鹿にしているのか?」「あまりにも差別的」と大きな反響が続出しています。


■未脱毛=オラウータン?

問題になった脱毛サロンはイメージキャラクターだというオラウータンを「未だ脱毛していない女性」として例え広告を展開していました。

中にはオラウータンと女性に同じミニスカートを履かせて比べたものや、女性がドアの前で手を挙げて脇を見せるポーズをとると「合格」と称され中に入ることができるものの、オラウータンはドアの外側に放置される…といった「脱毛しないとこんな不利益があるぞ」と言わんばかりのポスターが公開されているのです。


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■ネットで炎上

これらの広告は、主にネット上で「これ大丈夫なの?」「ちょっと酷くない?」「表現として不適切すぎる」と討論されたことから火がつきました。

あまりにもあからさますぎる表現に不快感を覚えたネットユーザーも多く、該当の脱毛サロンはしばらくは炎上状態に。


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■「もっと美しく」という意図だったと釈明

現地メディアがサロンを取材した所、店側からは「ポスターは本社から提供されたものなので、なんとも言えません」「オラウータンは会社のイメージキャラクターで、うちは何年もこの子を広告に使用してきました」とコメントがあったとのこと。

続いて「『脱毛をしたらもっと美しくなる』ということを伝えるためにポスターを作っており、誰かを貶めたり差別するような意図はありません」と釈明、「ネット上に寄せられた反応を踏まえて今後の展開を検討します」と答えていることが報道されています。

コンプレックスを刺激するような広告はこれまでも世界中で物議を醸してきましたが、こういった「していない側」を貶めるような内容はやはり見ていて気持ちいいものではなかったのかもしれません。

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(文/fumumu編集部・鳳 あゆ子

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