佐久間P、“テレビ視聴率の曖昧さ”について追求され本音吐露 「本当は…」
コムドット・やまとさんと対談を行なった佐久間さん。視聴率について聞かれ…。
30日、YouTubeチャンネル『RED Chair』にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行さんが人気ユーチューバー・コムドットのやまとさんと対談。
対談のなかで、佐久間さんは「テレビの視聴率」について本音を語りました。
■やまとに「炎上系」イメージについて質問
動画中盤、佐久間さんは「これ言いかた悪いけどごめんね」と前置きし「調子乗ってる炎上系ユーチューバーってまだ思われてるでしょ?」と質問を切り出します。
やまとさんは苦笑いを浮かべつつ「そうですね、まだ全然思われてると思いますね」と回答し、「最初しちゃった炎上のイメージが強すぎて」と多方面で奮闘するもなかなか上手くいかないことを吐露。
「一番の自分の課題」と話すやまとさんですが、客観視しながら現状打破を話す様子に、佐久間さんは「そこは意外でした」「『関係ねえよ』って気持ちもあるのかなって思ってたから」と驚きの表情を見せました。
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■テレビの現状を指摘する佐久間Pに…
終盤、話題はテレビ業界の現状の話へ。佐久間さんは「テレビって世帯視聴率があるのとTverとかの配信があるとかで、今一個のコンテンツをちゃんと測る指標がないから戦いかたがそれぞれバラバラになってる」と語り、スポンサーにコンテンツの価値を示す指標が定まってないことが「業界を縮小させる原因の一つ」と指摘。
指標が定まるまでは、視聴率で勝負するターゲットが上の世代狙いのコンテンツと、配信に全振りをするYoutube的なコンテンツで分断が深まると話す佐久間さん。これにやまとさんは「すごい単純な疑問なんですけど、なんで『視聴率』っていう曖昧な指標を使っているのかなって子供の頃から謎に思っていて」と疑問を投げかけます。
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■「変革しなかったからだと思いますね」
やまとさんいわく、とくにYouTubeの世界でアナリティクス(分析)を細かく確認するようになってから「曖昧って分かってるのに、なんとかごまかして使ってるんだろうなって」とより強く感じるようになったそう。
これに佐久間さんは「本当はテレビも出るだろう…とね。たぶん出るんですよ。もう今は出るんだけど」と切り出し「それまではたぶん本当に上手くいってた」「このシステムで儲かってたから、お互いそこは『このままいきましょうや』が続いてたんだと思います」と吐露。
「その分上手くやってきて長く続いてきた分、対応できてなくて営業がその指標で戦えなくなったり」と続け「ネットに広告が負けたりしてるのは、上手くいっていた分、変革しなかったからだと思いますね」と明かしました。
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(文/fumumu編集部・黒木 ゆず)