利用しにくいと感じている人も…　約3割が電車で「空いていれが座る席」とは

「お昼の電車に乗ると、とても空いていました。座席も余裕があったので、どこに座ってもよかったのですが…。ただできれば、真ん中よりも端に座りたいと思いました。

ちょうど近くで端が空いていたのが、優先座席だったんです。車内は空いているので、たとえ高齢者の方などが乗ってきても普通の席には座れます。そう思った私は、優先座席の端に座りました。

おそらく他の人も、端のほうがいいのでしょうけれど…」（20代・女性）

「それなりに人が乗っている電車で、私は優先座席の前に立っていました。ある駅で前に座っている人が降りて、その席が空いたのですが…。誰もそこに座ろうとせず、しばらく空いたままになっていました。

混雑している車内なので、誰かが座ったほうがスペースもできます。そして誰も使わないのであれば、私が座るしかないと思ったんです。

あまり優先座席は使わないようにしているのですが、そのときの行動は正解だったと思っています」（20代・女性）

「接客で立ち仕事をしているのですが、その日は急なトラブルがあり長い残業になってしまいました。ずっと立ちっぱなしだったたまに、すっかりと足が疲れてしまっていて…。

帰りの電車では絶対に座りたいと思っていると、優先座席が空いていました。少し迷いましたが、周囲にお年寄りなどはいなかったので優先座席に座ることにしたんです。

もしお年寄りとかが乗ってくれば、席を譲るつもりではいましたが…」（20代・女性）