他人に食事を奢るのが、好きな人がいます。
そのような性格の人は、たとえ金欠でも自分が支払ってしまうこともあるようです。
■約3割、金欠なのに見栄のために奢り
fumumu編集部では全国10〜60代の男女992名を対象に、「食事のときの支払い」についての意識調査を実施しました。
その結果、「金欠なのに見栄を張るためだけに奢った経験はある」と答えた人は、全体で32.1%。
fumumu取材班は女性たちに、食事を奢ることにした理由について話を聞きました。
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①仕事を手伝ってもらったので
「自分の抱えている仕事がいっぱいで、先が見えない状態が続いていました。それを見かねた同期が、仕事を手伝ってくれて…。精神的にも追い込まれていたので、その優しさがうれしかったのを覚えています。
感謝の気持ちを伝えたくて、その同期と食事に行きました。お礼の気持ちを込めて、その場は私がすべて支払ったんです。同期は遠慮していましたが、私が奢りたかったので…。
また同期が困っているときには、私も手を差し伸べたいと思っています」(20代・女性)
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②自分が一番先輩だったため
「会社帰りになんとなく食事に行ったメンバーの中で、自分が一番先輩だということに気づきました。ここで私は急に先輩らしいことをしたくなり、ひっそりと会計を済ませておいたんです。
帰るときにそのことに気づいた後輩たちは、みんな『払いますよ』と言ってきました。それでもいい格好がしたかったので、『大丈夫』と返しておいたのですが…。
ただ先輩面するためだけに、大きな出費をしてしまいましたね」(20代・女性)
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③いつも「お金がない」と言っていて
「学生時代からの友人は、いつも『お金がない』と言っています。金遣いが荒いので、自分のせいなのですが…。ただそんな言葉を聞いていると、かわいそうにも思えてくるんです。
彼女と二人で遊びに行ったときの食事代は、ほとんど私が払っています。それほど高いものは食べないため、奢るといっても知れているので…。
かなり甘やかしていると、自分でも思っています」(20代・女性)
奢るにしても、自分に無理のない範囲にしておいたほうがいいでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)