どこに行くにも、なにをするにも、常に持ち歩く「スマホ」。身近にあることが当たり前の時代ですが、ときには距離を置くことで、日々の豊かさに気づく場合もあるようです。
今回は、デジタルに依存せずに人生を謳歌するヒントを、fumum取材班が聞いてきました。
①写真に残さない
「あえて写真に残さずに、その場を楽しむことも大切だと感じています。美味しいものを食べたときや、イベントに参加したときなど、ついスマホで写真を撮りたくなるけど…。
写真のアングルや自分の写りかた、加工の方法に気を取られて、目の前の出来事に集中できないことが多々あったんですよね。写真に意識を向けないからこそ得られるものが、きっとあるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②発信する内容を選ぶ
「日常の出来事をSNSで発信するようになってから、なにをしていても、常にSNSをチェックしたくて仕方ない時期がありました。
それはそれで楽しいこともあったけど、私の場合は、SNSの発信内容を考えすぎて疲れてしまって…。発信する内容を自分なりに選ぶようにしてからは、適度にスマホと距離が取れている気がします。
自分の中や、近しい人たちとだけ共有しておけばいいことも、人生にはたくさんあるのかもしれないですね」(20代・女性)
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③自然の音を聞く
「スマホから流れてくる音ではなくて、たまには自然の音に耳を傾けるようにしています。部屋にいるときに、外から聞こえる雨の音に集中したり。風の音や、葉っぱの擦れる音を聞いたり。
自然の音を聞いているうちに、気づいたら頭の中がスッキリしているんです。自然の音を聞いている間は、普段の忙しさを忘れられるのかもしれないですね」(30代・女性)
動画から流れてくる音、テレビの音、ラジオの音。作られた音を聞くのも楽しいですが、たまには風や雨の音を聞くことで、気持ちがデトックスできそうです。
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(文/fumumu編集部・nana)