ビジネスの場で、初対面の相手に会う時にするのが「名刺交換」。
「相手が読みやすい向きにした名刺を名刺入れの上に乗せ、両手で持ちながら差し出す」「相手に差し出すタイミングで、社名や部署、氏名を名乗る」「相手が差し出した名刺よりも、低い位置から自分の名刺を差し出す」…などのマナーがあるとされていますが、内心「できてるかな?」と不安に感じている人は少なくないようです。
■7割が不安に思っていた
fumumu編集部が10代~60代男女922名を対象に「名刺交換の際、『これで正しいのか』と不安を感じることがある」かを調査したところ、「不安を感じることがある」と回答したのは、全体で69.2%。
男女別では男性63.4%に対し、女性は74.3%と、女性のほうが10ポイントほど高い結果となりました。
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■30代男性「いつも不安…」
fumumu編集部の取材に対し、30代の男性は次のように話します。
「新卒のときに一応研修で習った気がするんですけど、その会社がオンラインで取引先と仕事してるところだったこともあり、他社の人と名刺を交換し始めたのって転職してからなんですよね、僕。だから、30歳を過ぎた今でも不安で…」。
「まあ名刺交換なんて儀式のようなものだし、会議や打ち合わせの中身が伴っているのが一番大事なのは理解してるんですけどね」。
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■「狭い会議室で名刺交換はむずい」
一方、別の30代の女性は次のように話します。
「相手より名刺を下にして出すとかはしてますけど、個人的にむずいと思ってるのが、狭い会議室での名刺交換。全員が一列に並べるスペースがあるときは楽だけど、こっちの上司とか、先方のお偉いさんの横とか後ろを通って渡しに行く必要があることあるじゃないですか」。
「ああいうときにどう振る舞うのが正解なのか、マナー講師の方々にはきっちり明文化してほしいものですよね(笑)」。
その場に10人いれば、7人が不安に感じている名刺交換。それを考慮すると、お互いになあなあで許し合うのが、一番いい妥協策かもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・柊青葉)