年賀状じまい? 約4割の人たちが選択する「新年のあいさつ方法」
年末が近づくと考えはじめる新年の挨拶。友人や知人への新年のあいさつはどのようにするか、調査してみました。
年末が近づくと考えはじめる新年の挨拶。最近では、来年以降の年賀状を辞退することを伝える最後の年賀状「年賀状じまい」をする人も増えてきました。
このほど編集部では、友人や知人への新年のあいさつについて調査しました。
■約4割が「LINEやメールなどメッセージを送る」
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女922名を対象に「友人や知人への新年のあいさつ」に関する意識調査を行なったところ、全体で38.1%の人が、「LINEやメールなどメッセージを送る」と回答。
女性が39.1%に対して、男性が36.9%と、男性に比べて女性のほうがやや高い結果に。
また、「年賀状を出す 」と答えた人が29.3%、「改まったあいさつはとくにしない」と答えた人が32.4%となりました。
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■面倒ながら準備する人、やめた人などさまざま
2003年の44億5936万枚をピークにゆるやかに発行枚数が減ってきている年賀状。
SNSでは「そろそろ年賀状のデザイン考えないとなぁ」「受け持ってるクラスの子には年賀状出さなきゃならなそうだから、年賀ハガキも買わねば…」「あー、年賀状。。何も準備してないなぁ 作るの面倒だけど、準備しなきゃだよね。プリンターのインクも買わないと」といった準備に迫られる声が見受けられます。
一方で、すでに年賀状をやめた人の「年賀状送るのやめただけでもめちゃくちゃ時間余裕出たよね」「もう年賀状めんどくさすぎて…年々数も減ってるし、送ってきた人には『年賀状やめたのでLINEで〜』って連絡することにしてる笑」という声も。
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■50代女性「勇気を出して減らしていって…」
fumumu編集部が話を聞いた50代女性は、次のように話します。
「年賀状は、子供が高校・大学になったくらいの頃から、本当にお付き合いのある相手だけに送るよう年数をかけて絞っていきました。勇気を出して減らしていって、ここ数年はついに親と兄弟宛だけになりましたね。年1回しかやり取りしないつながりは、もうお互い要らないかなぁという思いで」。
「独立した子供たちには、帰省して来ていないときにはLINEでおめでとうメッセージを送ります」。
変わりゆく新年のあいさつ方法。どのような方法にせよ、大切なのは気持ちなのかもしれません。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)