人を注意することに、苦手意識を持っている人も多いと思います。
きっと相手に、悪い印象を持たれてしまうことが嫌なのかもしれませんね。
■約8割、人を注意するのに抵抗あり
fumumu編集部では全国10〜60代の男女931名を対象に、人を注意することに抵抗があるか、調査を実施しました。
その結果、「抵抗がある」と答えた人は、全体で82.9%。
fumumu取材班は女性たちに、後輩を注意して起きたトラブルについて話を聞きました。
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①不機嫌になってしまい…
「後輩のやった仕事でミスがあったので、『気をつけてね』と優しく注意したんです。すると後輩はふてくされた顔をして、小さな声で『はい…』と返してきました。注意されて、イラッとしたのでしょう。
それだけなら私も『機嫌が悪かったのかもしれない』と思って流したのですが、同じようなことが何度か続いたんです。きっとプライドが高いため、注意されるのが嫌なのでしょうね。
それならば、『ミスがないようにすればいいのに…』と思ってしまいます」(20代・女性)
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②怖がって聞いてこなくなった
「後輩に仕事を教えていたのですが、なぜか私のことを怖がるようになってしまったんです。できるだけ気を使って接してきたつもりですが、教えていれば注意する場面もあるので…。
私が軽い注意と思った言葉も、後輩にはつらかったのかもしれません。そして後輩は私が怖いからか、わからないことを他の人に聞くようになったんです。
もちろん聞かれた人も困るので、さらに私が後輩を注意する結果になってしまいました」(20代・女性)
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③「言っていることが違う」と反論され
「いつも一生懸命に仕事をしている後輩なのですが、要領が悪いところがあって…。時折ミスを繰り返してしまうので、その度に私が注意しているんです。
そんな後輩にまた注意していると、『前と言っていることが違います』と反論してきました。たしかに違うかもしれませんが、相手がいる場面では状況によって対応は変わるので…。
少しイラッとはしましたが、まだ新人のうちは状況判断が難しいのかもしれないと考えさせられました」(20代・女性)
優しく注意してもトラブルが起きるならば、どうしていいのかわからなくなってしまいますね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)