りんたろー。紫外線アレルギーでいじめを経験 アルビノ女性と対談で共感も
『めざまし8』で20代のアルビノ女性と対談したEXITのりんたろー。さんが過去に紫外線アレルギーでいじめられた過去を語る。
9日、お笑いコンビ・EXITのりんたろー。さんと兼近大樹さんが、朝情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)でアルビノの女性と対談。
りんたろー。さんは自身が紫外線アレルギーで苦しんだ経験を語り、話題になっています。
【写真】「楽しくアクション!SDGs」のアンバサダーでもあるEXIT
■SDGs企画でアルビノ女性と対談
SDGsプロジェクト「楽しくアクション!SDGs」のアンバサダーであるEXITの2人。今回、同番組で取材したのは、遺伝子の変異によって発症する難病・アルビノの20代女性。
メラニン色素の合成が減少、あるいは欠損するため、肌は白く、髪の毛は白や金色になるアルビノ。2万人に1人の確率で発症する難病の症状を持つ神原由佳さんと対談することになったEXITは、彼女を「おれのマブ」と紹介しご機嫌に登場。
冒頭で神原さんに「EXITの印象って?」と聞き、「チャラいです」と返され「以外ないっすよね!」と照れ笑いするなど、なごやかな雰囲気で対談が始まりました。
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■りんたろー。「紫外線アレルギー」を告白
肌や髪の色が薄く、偏見に苦しんできたという神原さん。アルバイトの面接で不採用になり、髪を染めるように指示されるなど理不尽な思いもしてきたそうです。
また、紫外線に弱いため日に焼けると肌が真っ赤に晴れたり、視力障害もあり光をまぶしく感じるなど、身体的な「生き辛さ」も。
りんたろー。さんは、「僕も紫外線アレルギーだったんで、全然辛さが比じゃないと思うんですけど、湿疹が出ていじめられたりしたら『なんで僕なの』て親に当たったりしていたから…」と、自身の辛い経験を振り返り共感を示していました。
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■「心の支え」になる人物との出会いも
外見が周りと違うことで、常にコンプレックスを感じていたという神原さん。漫画やアニメのアルビノキャラクターが美少女・美少年だということを引き合いに出し「アルビノなのにブス」と中傷されたと明かした時には、兼近さんが「そりゃダメだ」と怒りをにじませる一幕も。
容姿のことで誰にも相談できず悩んでいたところ、アルビノ当事者の会を主宰する薮本舞さんに出会い勇気をもらったとのこと。アルビノへの理解を深める活動をしている彼女が「心の支え」になっていると明かしています。
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■「弱さをさらげだせる」社会を望む発言も
時代がアップデートされ、「1人1人が自分の弱さをさらげだせる」社会になることを望んでいるという神原さん。
スタジオでは谷原章介さんも当事者の活動に思いを寄せ、「僕は神原さんの髪の毛はすごいきれいな色だと思う」と称賛。
りんたろー。さんも、「あの時、勇気をもらったように、今度は神原さん自身が勇気になりたいと、すごい素敵な考えだと思います」とエールを送っています。
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(文/fumumu編集部・星子)