「いま人手不足って言ってるけど…」 マツコが指摘した“隠れた問題”に共感の声

明らかにセンスのない新人でも時間をかけて育てるべき? マツコさんと若林史江さんの鋭い指摘が注目を集めました。

マツコ・デラックス

7日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)に、タレントのマツコ・デラックスさんと、株式トレーダーの若林史江さんが出演。

2人が揃って指摘した、日本企業が抱える“隠れた社会問題”についての議論が注目を集めています。



■“センスのない新人”を切るか育てるべきか

番組では、バス乗務員に特化した求人イベントにて、参加者からの「運転技術に明らかにセンスのない新人への対応」についての質問に、ベテラン乗務員が回答した一幕を報じるニュース記事を紹介。

こうした人を時間をかけて育てるべきか否かという問題に、若林さんは、運転手のような命を預かる職業は「部署異動などしたほうがいい」とした上で、「警告ってある程度大事だと思う」と指摘。

「今の日本の社会って、雇用されている側のほうが強かったりするじゃないですか。一回雇用しちゃうとクビにできないとかって。そういったもので社会が停滞している部分って結構あったりして、それが影に隠れた社会問題のような気がしている。こういうことをもっとパッパと言えて、その人も適材適所に行ければいいじゃないですか」と話します。



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■マツコ、日本の会社は「機能してる人が少ない」

マツコさんも「もう新人じゃないよね、そしたら」とツッコミを入れつつ「会社のなかで、機能している人が少なすぎるよね、日本て」と指摘。

そうした制度を国が認めていないため実現は難しいとしつつも、「そのなかにはフルタイム出社じゃなくていいレベルの人もいるじゃない、実際は半分くらいしか労働してないとかさ。それだったら、例えば北欧みたいにフルタイムじゃない人を2人雇って効率よくしたほうが良いわけじゃん?」とも切り出します。

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