「奥さんとホテルで会って…」 アプ活で出会った男性の“トンデモ体験”にドン引き

マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

■まるでオトナ向けビデオ

話終えると「これが、僕のマッチングアプリ体験談です、さぁどうですか?」と彼。さぁどうですか? って、引いてるよ。ものすごく。何、なんの躊躇いもなく話してるの?

「今はね、東京にいるから会えてないけど、たまに北海道行くのでその時に会いますよ、この夫婦と。この前、奥さんの後ろ姿の写真、撮り忘れちゃったんですよ! めっちゃ怒られちゃった! あはは!」

怖い。怖すぎる。こんなのオトナ用のビデオにある設定じゃない? レディースコミックでしかありえない世界じゃないの? マッチングアプリTってそこまでのレベルなの?

そうか、だからこの人、私がまともに使っているのが不思議だったのか…。話を聞きながら、気分が悪くなり、こんなアプリの使い方してる人達の話聞くのはさすがに嫌だなと思いました。この時はじめて、マッチングアプリをやるテンションが少し落ちたのを感じました。


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■一番怖いのは…私自身?

引いてる私の横で、彼は私のアプリを覗いて「ふーん、思ったよりは、マッチングしてないですね」とひとこと。何なんだ、その余計な言葉。この人、少しも罪悪感とかはないのかな? 世の中にはもっと変態がいるとは思うし、まぁ自由だけれど…。

お店を出て、駅まで歩き解散した後、私はお礼を送ってからはじめての行動をしました。LINEブロックからの削除。

闇の世界へと連れていかれると感じました。今までは、どんなにヤバい人でも許せる範囲でしたが、このお話はポップさがなくて1番苦手でした。愛しさがない。はぁ〜普通そうだったのに…少し、疲れてしまいました。

やっぱりカジュアルなマッチングアプリからの真剣交際、難しいか…? またオーソドックスアプリをやるか? とりあえず、精神衛生的にオーソドックスアプリで探そうと、引き続きマッチングしていましたが…。

ここにきて、もっと恐ろしいと気づいたのは、他でもない、自分でした。私は、「アプリ慣れ」をしはじめて、普通の人では会っても緊張しない・印象に残らない・名前も覚えられない…という現象が起こる「ただの婚活が趣味病」になっていたのです。「今日は捨て回だ」なんて言い出すのです。

次回、捨て回のメンバー「可もなく不可もなく男達」が登場!? 乞うご期待!

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(文/fumumu編集部・こいで まほ

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