「定型文の呼びかけに…」 Jアラート発令時の“安住アナの対応”に称賛の声
Jアラートが発令され緊迫した状況のなか、TBS・安住紳一郎アナのとっさの対応の数々が反響を呼んでいます。
4日、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射されたとして、政府は北海道と青森県を対象にJアラート（全国瞬時警報システム）で警戒を呼びかけ。
各局も放送中の番組を中断して緊急速報を伝るなか、TBSの安住紳一郎アナウンサーの対応が注目を集めました。
■生放送中にJアラート
TBSでは、情報番組『THE TIME,』の放送中にJアラートが発令。映像が突然切り替わり、生放送中のスタジオで慌てたフロアスタッフの声が聞こえてくるなど、一時緊迫した空気が漂いました。
そうしたなか安住アナは、落ち着いたトーンで「北朝鮮からミサイルが発射されたものとみられます。建物の中、または地下に避難してください」と伝え、警報音も鳴り出すなかでゆっくりと対象地域の地名を1つ1つ読み上げながら、警戒を呼びかけました。
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■「定型文の呼びかけになっております」
同局では8時からバラエティ番組『ラヴィット！』が放送される予定でしたが、『THE TIME,』を延長するかたちで緊急速報が伝えられるかたちに。このことに安住アナは「本来ですと『ラヴィット』を放送する時間ですが、『ラヴィット』を楽しみにしてくださっていた皆さん申し訳ございません」と謝罪。
その後、ミサイルが太平洋上に落下したことが確認されると、安住アナは「ミサイルの残骸が太平洋上にある可能性があるので、船舶渡航の際、不審物を見かけた際には海上保安庁に連絡をしてください」と呼びかけつつ、「…ということですが、この放送を多分船の上では見てないと思いますので、一応定型文の呼びかけになっております」とユーモラスなひと言を付け加え、視聴者の不安感を和らげていました。
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