学校の行事で主役やってた子は大人になると… 「マツコの指摘」に共感の声

親も神経質になる、幼稚園や学校行事の役決め問題。マツコさんが考える“最善策”とは…。


■マツコが考える「最善の方法」

続いて、「役決めはどうやって決めたら良いと思いますか?」と問われると、マツコさんは「そんなデリケートなんだったら、もう学芸会辞めたほうがいいと思うんだよね」と切り出します。

「学芸会とかで現実も知るわけじゃない、世の中は公平じゃないんだっていう。だって、すごいブスがヒロインやってても違和感あるし。それは、そこそこやっぱりかわいい子がやってきたわけじゃない。昔は、そういう差別が明らかに行われていたわけじゃない」「それで皆身の程を知って、『じゃあ私はステージで中心にはいけないけど、他で頑張ってやるわ!』とか、色んなものを知るわけじゃん」とマツコさん。



関連記事:“大人にされて嫌なこと”は…小学生の訴えにマツコ感嘆「本当に的を射ている」

■行事よりも自主性を養う教育を

マツコさん自身は「学芸会で何をやったかすら覚えてない」と話し、「幼少期の思い出というものが糧にならない人間もいるわけで、学芸会なんてやりたくもないって思っている人もいるだろうし、(名脇役の)わかめやりたい! って思ってる人もいるわけじゃん」と、非常にデリケートな問題であることを強調します。

幼少期をフィリピンで過ごした出演者が「学芸会では自分で脚本を書きたいと立候補していた」というエピソードを披露すると、マツコさんは「そこが根本的に(日本とは)違うよね。学芸会やるよりその教育をしたほうがいいよね。今の日本がこうなっちゃっているのって、その自主性みたいなものを、(日本の)学校で育ませないじゃない」と指摘しました。

・合わせて読みたい→“大人にされて嫌なこと”は…小学生の訴えにマツコ感嘆「本当に的を射ている」

(文/fumumu編集部・衣笠 あい

マツコ・デラックス『あまから人生相談』【Amazonでチェック】