楽しかった、お盆の里帰り。しかし、帰京した途端、家族と離れた寂しさから、人知れず涙している人も少なくないでしょう。
慣れない土地で1人暮らしをしていれば、帰りたくなることだってあるでしょう。
母親が一心に願っているのは、子どもの幸せです。
①本当に帰りたくなったらいつでも戻っておいで
「帰京後、寂しさのあまり、電話で母に『帰りたい…』と言ってしまった私。しかし、『帰りたいって言っているうちは、まだ大丈夫。本当に帰りたくなったらいつでも戻っておいで』と、母に言われました。
本当に帰りたいと思ったら、相談する前に帰ってますよね。だって、親に相談するより前に、準備して上京したんですから、笑」(20代・女性)
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②私も同じような経験をしてきたから、あなたもきっと大丈夫
「『東京は居心地が悪い。標準語は中々話せるようにはならないし、ストレスばかり…』と、帰省中にグチっていた私。しかし、『私も同じような経験をしてきたから、あなたもきっと大丈夫。乗り越えられるよ』と、母に諭されました。
転勤族の父と結婚し、慣れない土地を転々としてきた母。私は3人姉妹ですが、身よりのない場所で育児をするのは、ひとりで上京している私よりも、ずっと大変だったに違いありません。細かい状況は違っても、母親も自分と同じような経験を乗り越えてきたと知り、自分ももっとがんばろうと思いました」(20代・女性)
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③自分が後悔しない人生を選んで
「田舎から出たくて、東京の大学に進学しました。でも、いざ1人暮らしをしてみると、家族がいないことの方が辛くなってしまって…夏休みが終わっても実家に居続けました。
そんな私を見て、『自分が後悔しない人生を選んで』と母。嫌なことから逃げるだけでは幸せになれないと、母から学びました」(10代・女性)
自分で決めた上京だから、「寂しい」とか「帰りたい」なんて言ってはいけないと思ってしまうかもしれません。
でも、帰れる場所があって、待っていてくれている人がいるからこそ、もっとがんばれるのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・志都)