エリック・バナ『ブーリン家の姉妹』(2008年):「イケオジ」作品のススメ
オーバー40男優「イケオジ」のススメ:エリック・バナ。オーストラリアの王様。
年を重ねるごとに、ますますかっこよくなるイケてるおじさま、「イケオジ」出演のおすすめ作をご紹介する本企画。
今回は、『渇きと偽り』の公開を記念して、同作の主人公、連邦警察官アーロン・フォークを演じているエリック・バナです!
■乾いた故郷で起きたサスペンス
現在公開中の『渇きと偽り』は、オーストラリアの干ばつ地を舞台にしたサスペンス映画。物語は、エリック・バナ演じるメルボルンの連邦警察官アーロンが、自ら命を絶った旧友ルークの葬儀に参列するため、故郷へ戻ってきたところからスタート。
20年ぶりの故郷は、長い間続いた干ばつのせいで不毛の地となり、ルークもその犠牲になったと思われていたのですが…?
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■オーストラリアの「今」
実はバナは、1968年8月9日、オーストラリア・メルボルン生まれ。本作の原作は、ヴィクトリア州知事文学賞(未発表原稿部門)を受賞したジェイン・ハーパーの同名小説で、バナはプロデューサーにも名前を連ねるほどの熱の入れよう。
ほかのスタッフもほぼオーストラリア人で固められており、気候温暖化が深刻な問題になっている「今」のオーストラリアが映し出されてた作品だともいえるでしょう。
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