「ありえる」と「ありうる」本当はどっち? 5割以上の人が答えたのは…
日常会話でもよく使う「あり得る」。「える」と「うる」どっちの読みかたをしている人が多いのか調べてみると…?
日常的に使う言葉になかには、じつは特殊な読みかたをするものも。
フランクな会話でも使われる「あり得る」という言葉、あなたは普段どう読んでいますか?
■「ありえる」「ありうる」どっち?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女384名を対象に「あり得る」を普段何と読んでいるか、意識調査を行ないました。
その結果、「ありえる」と読んでいると答えた人は全体で54.9%、「ありうる」と読むと回答した人が45.1%という結果に。
「ありえる」派のほうが少し多いものの、ほぼ半々という割合になりました。
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■公の場では「ありうる」がベター
どちらの読みかたが正しいのかというと、「ありうる」になります。「その可能性がある」という意味の言葉で、「得る」を「うる」と読むのは、文語「ありう」の連体形。
しかしながら、現在では辞書にも「『ありえる』の本来の形」と記すものがある一方で、「口語的には『ありえる』が正しい」と捉えるものもあり、「ありえる」と読んだからといって決して間違いではありません。
ただ、ビジネスシーンなど公の場では「ありうる」と読んだほうがベターかもしれませんね。
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