マッチングアプリで会ったピュアな彼… 自宅に行って感じた“怪しさ”
マッチングアプリにどハマり中のモノマネ芸人・小出真保が、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。
■シンプルに怪しい
席も離れて座り、ただただ交互に歌って手拍子して、上手だね! とか、いい曲だね! など、健全なカラオケ時間が過ぎていく…。
すると彼は「カラオケ楽しいよね。距離も縮まるし、仲間達とも良く行くよ」「俺の、尊敬する仲間。すごいビジネスも成功しててさ、キラキラしてて、俺もそうなっていきたいっていうか」。
また、はじまった。これ、何なんだろう。そしてまた、間違っていないのに響かない。そして、私、思ってしまいました。この人、怪しい。悪い人ではない。でも、シンプルに、怪しい。
「あ! もう19時になる! 楽しいからあっという間だな〜 延長料金とられるから早く出よう」
私は、とりあえずここで帰ろうと判断しました。じゃあ、また…と解散しようとすると、駅まで送るよと、彼。まほち、ホント楽しかった、など真っ直ぐな瞳で伝えてくる。そして、改札まで送ってくれて、バイバイと手を振り解散。
とにかく、悪い人ではない。むしろいい子だと思う。でも…。この後、怪しいと思う気持ちをスッキリさせる行動に私は出ました。そして、彼を、ピュア男(ピュアお)と名づけました。
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■いざ、ピュア男宅へ
その2日後、ピュア男から「まほち、また遊ぼう!」とメッセージが来ました。よし、2回目デートしよう、この人違う意味で気になる、そう、正体が気になる! 「いいよ」と返信すると、まほちとは路線が一緒だから良かったらうちの近くでお茶しない? と言われました。
そして、当日、彼の最寄駅で待っていると向こうから小走りで到着しました。
ピュア男「少し待たせてごめん」
私「大丈夫だよ」
ピュア男「お茶って言ったけどさ、良かったらうちでご飯食べない?」
(!! やばい! げっ、そっちの展開!? カジュアル…?)
ピュア男「作るから。料理得意なんだ」
りょ…料理!? ピュア男を見ると、瞳はピュアに輝いていました。料理してくれるなんて。マッチングアプリライフの中で、初の展開。怖いといえば怖いけど…行くと返事をしていました。
アパートに到着。駅から15分ほども歩いた小さなお部屋でした。私ったらマッチングアプリで出会った人のお部屋に入るの「4回戦男」ぶりか…尻軽女ね…と、モテる女を気取りながら部屋に入っていきました。
彼は、本当に手料理のドリアとサラダを食べさせてくれました。料理男子なのは間違いなかった。しかし、味がしませんでした。なぜなら…部屋に入るなり目に飛び込んできた”アレとアレ”が衝撃的すぎたから…。
次回、アレとアレを発表します! この彼、「若い」と言いましたが、若さの理由がなんとなくわかりました。良く言えばピュア、悪く言えば心配なのです。人間は簡単ではありません。マッチングアプリはここまで学べるのです。乞うご期待!
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(文/fumumu編集部・こいで まほ)