クレジットカードなどの「リボ払い」 利用経験者は想像以上に多かった…
便利なリボ払いですが、仕組みをきちんと理解しておくことは重要。利用した経験がある人たちに話を聞いてみました。
リボルビング払い(通称・リボ払い)は、毎月の支払額を一定にすることができる支払いサービスのこと。
金欠時の急場をしのげるという便利さの反面、手数料率(金利)が15%程度あるため、支払金額が少なすぎると「利息を払うばかりで、いくら経っても返済が終わらない」といった事態を招くこともあります。
このほどfumumu編集部では、このリボ払いのサービスをどのくらいの人が利用したことがあるのか、調査してみました。
■約3割がリボ払いを経験
fumumu編集部では全国の10代~60代の男女1,590名を対象に「クレジットカード等の支払い事情」について、意識調査を実施。
その結果、「クレジットカードなどでリボ払いをしたことがある」と答えた人は、全体の28.4%に及ぶ結果になりました。
また、男性31.9%に対し、女性24.8%と、男性のほうが女性よりも7ポイントほど高い結果に。
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■経験者に聞いてみた
では、リボ払いを経験した人は、どんな経緯だったのでしょうか。編集部が話を聞いた30代の男性はこう語ります。
「もともと見栄っ張りな面があり、会社の後輩との飲み会代がかさんで、『銀行の口座残高が少なくて、来月のクレカの引き落としができない』という状態になりました。
それで1回だけ…とリボ払いを利用したんです。その後の展開はお察しのとおりで、何度もリボ払いをしてしまうことに…。
幸いにも結婚した女性がきちっとした人で、『クレカは没収、お小遣いは月に2万円、後輩との飲み会代はその都度LINE Payで送金してもらう』という形になりました。
周囲からは『奥さんの尻に敷かれてる』と言われたり、僕主催の飲み会が『LINE Pay飲み』とか言われるようになりましたが、返済もなんとか終了して。トータルで15万円ほど利息を支払った計算になりますね」
利息だけで15万円と考えると、なかなか大きな出費ですよね。
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