「抄本」を正しく読める? 約3割が誤読していた…役所で恥ずかしいかも

「戸籍抄本」を正しく読めますか? 間違えてしまうと、窓口で恥ずかしい思いをしてしまうかも…。


抄本

日常的に目にする漢字のなかにも、うっかり読み間違えてしまいがちな言葉や、“難読漢字”と呼ばれる言葉もあります。

役所で手続きをする際に目にする「抄本」という漢字。あなたは正しく読めていますか…?


■「みょうほん」や「とうほん」は間違い

fumumu編集部では、全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「抄本」を何と読んでいるか調査を実施しました。

その結果、「みょうほん」と答えた人が12.3%。確かに、「抄」は「妙(みょう)」という字に似ていますね。

また、「とうほん」と答えた人も15.5%。戸籍関係の書類では「とうほん」をよく耳にするので勘違いしそうですが、「みょうほん」も「とうほん」も間違い。約3割の人が正しく読めていないことがわかりました。


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■正しくは「しょうほん」

なお、「抄本」の正しい読み方は…「しょうほん」です!抄本

「抄」という字は音読みで「しょう」、訓読みで「す(く)」などと読み、「みょう」や「とう」とは読みません。

「抄本」とは、書き抜き、原本である書類の一部を書き抜きしたものという意味があります。対義語は「謄本(とうほん)」。

続きを読む ■そもそも「戸籍抄本」とは?

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