近日、タイで起こった心温まる事案が、アジアのネットユーザーを騒がせています。
充分なお金はないものの、我が子の誕生日を祝いたい父親の思い、そして店側のある行動に大きな称賛が集まりました。
■一人分しかお金がない
現地メディアの報道によると、この父親は3月19日の昼下がり地元のしゃぶしゃぶ屋に誕生日を迎えた娘を連れて現れたのだそう。
しかし、貧乏なあまりお金が足りなかった彼は幼い娘に「お金を渡すから、1人で食べておいで。お父さんはここで待ってるから」と告げ、自分は外で待機する形をとろうと提案。
娘を一人で店内に入らせようとしていました。
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■店主の好意で「お代はいらない」
しかし、娘は「お父さんと一緒じゃないと嫌! 一緒じゃないなら食べない」と拒否。
一連の会話を聞いていた一人のアルバイト店員が「せっかくの親子団らんなのにな…」と思い、オーナーのパヌマスさんに見聞きしたことを全て伝えたところ、パヌマスさんはすぐさま自分がやっていた仕込みを中断。
店前に出向き「お二人を食事に招待させてください。お代はいりませんよ」と親子に伝えます。
同時に、アルバイト店員には「ケーキを買ってきて!」とお願いし、女の子へのサプライズプレゼントとして提供したといいます。
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