意見の押しつけはNG！　相手が受け入れやすいアドバイスの方法

「まずは相手と自分の立場が違うことを、想像したほうがいいと思います。自由に使える時間やお金、過ごしている環境など、人それぞれで全然違うから。

昔、職場の悩みを友達に相談したときに、サラッと『私だったらハッキリ言うな〜』と言われてモヤモヤしたことがあって。私が置かれている立場や、職場の人との関係性、ハッキリ伝えて居心地が悪くなってもすぐには退職できない環境など、そういうのが友達には見えてなかったんだろうなって。

安全圏からは、なんとでも言えますから。相手の置かれている立場を想像できたら、無理なアドバイスをすることも少なくなるんじゃないでしょうか」（20代・女性）

「たまに、アドバイスをしている自分に酔っている人がいますよね。あれは、相手の反応を見ないからこそできることだと思います。

相手の反応が鈍かったり、『でも』『それは』などの反論が出てくるなら、自分のアドバイスが受け入れられていないということだから。その場合は、そのまま押し通さずに相手の話を聞いたほうがいいと思いますよ。

相手のためのフリをして、自分の武勇伝を語る人もいるけど…弱っている人に対して、自分のほうが優れている！　とドヤ顔をするのは情けない行為ですよね」（30代・女性）