イヤな思いをしないために… 同性愛カップが物件探しで気をつけたいこと

パートナーシップ制度などを利用していてもトラブルになることが…。

LGBT
(Zakharova Elena/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

同性愛者カップルは物件を探すときに、大変な思いをすることが少なくありません。

そこで、fumumu取材班は気をつけたいことを聞いてみました。


①”友達同士のシェアハウス”に

「まずは、同性愛者だということを前面に出さないほうがいいと思います。シェアハウスとして借りるなら審査が通るけど、レズビアンやゲイだと偏見もあり、審査が通らなかったという話を実際に聞くので。


私も、今の彼女と付き合ってから2回引っ越してるけど、毎回友達同士のシェアハウスにしてます。


そのほうが勘ぐられにくいし、知らない人にカミングアウトする必要はないと思うから。それでも、困ったことはおきてないですよ」(20代・女性)


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②LGBTに理解のある不動産へ

「パートナーと物件探す場合は婚約や婚姻関係を証明できないと、『将来の関係性の保証ができない』ことや『トラブルを起こすかもしれない』という理由で審査に通らないことがありますよね。


これって婚姻関係のない男女や友人同士でも同じなんですけど、『同性同士の恋人関係は何かと面倒』と思われがちです。


パートナーシップ証明書があれば大丈夫と思う人もいるかもしれませんが、これは現状で法的な効力がないので、実は役に立たない事も多々あります。


理不尽な扱いを受けるのを避けるためにはLGBTに理解のある不動産屋さんの方が手続きや申請がスムーズだと思います」(30代・女性)

続きを読む ③近所の雰囲気などを見ておく

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