まだまだ、外出自粛が続く世の中。世界の混乱をしずめるために奮闘する人がいる中で、自分と比較して「私にはなにもできない…」と無力感に苦しむ人も存在するようです。
どうすれば、自分を責め続ける負のループから抜け出すことができるのでしょうか? 心の重荷を下ろすヒントを、fumumu取材班が聞いてきました。
①変化を怖がらない
「世の中の変化を、すべて自分事として考えないほうがいいと思います。自分の力でどうにかなることもあれば、どれだけ努力してもどうにもならないこともあるから。
自分の力が足りないせいだと考えるのは、むしろ自分を過大評価しすぎだと思います。理想とは違う方向に世界が変わったとしても、大きな変化として受け入れて、その変化の中で自分ができることを探したほうがいいんじゃないでしょうか」(30代・女性)
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②共感を狭める
「自分の力のなさを責めてしまう人は、共感する範囲が広すぎるんじゃないでしょうか。自分の近しい人たちのことだけではなく、遠い国の出来事にまで思いをはせてしまうというか…。
共感力が高すぎると、しまいには食事をしているときに『世の中には食事ができない人もいるのに…』と食べることにさえ罪悪感を抱いてしまうと思います。共感できること自体は悪いことではないと思うから、その範囲を少し狭めてあげるといいですよ。
特に自分に余裕がないときは、手の届かない人たちのことまで心配するべきではないです。人の心配をして、自分の気持ちをすり減らしていたら元も子もないですから。自分に余裕があるときに、できることをしていけば十分だと思います」(20代・女性)