おうちで映画三昧のススメ:『J・エドガー』はラブストーリーである

レオナルド・ディカプリオが初代FBI長官役を務めた『J・エドガー』は、伝記というより、ラブストーリーでは?

J・エドガー
(引用:IMDb.com, Inc)

7月16日から29日まで開催中の「レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)」。応援企画として、LGBTQをテーマにしたおすすめ映画をご紹介しています。

前回ご紹介したのは、アーミー・ハマー演じる大学院生オリヴァーが、少年エリオ(ティモシー・シャラメ)と恋に落ちる『君の名前で僕を呼んで』。今回は、レオナルド・ディカプリオが、「フーヴァー長官」ことFBI初回長官役を務める『J・エドガー』です。


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■J・エドガー=フーヴァー長官

J・エドガー
(引用:IMDb.com, Inc)

タイトルの『J・エドガー』とは、「ジョン・エドガー・フーヴァー」のこと。1935年から72年まで、アメリカ連邦捜査局、FBI(Federal Bureau of Investigation)の長官として在任した「フーヴァー長官」の半生を描いています。

このフーヴァー長官を、レオナルド・ディカプリオが熱演。その腹心で、実は恋人だったともいわれているクライド・トルソンを、アーミー・ハマーが演じています。


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■FBIを発展させた男の功績は?

J・エドガー
(引用:IMDb.com, Inc)

FBIは、警察機関の一種。つまり犯罪捜査機関を仕切る立場にあったフーヴァー長官は、科学的な捜査方法を取り入れ、FBIを発展させた功績は大きいとされています。

その一方で、電話盗聴を推進したり、正攻法とはいえない強引な手段が批判されたりも。

さらに私生活では同性愛者だったとする説もあり、謎の多い人物です。

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