仕事をスムーズに進める上で、社員間のコミュニケーションは必要ですが、職場の人間関係で、頭を悩ませることは少なくありません。
しかも、男性と女性では、仕事に対する考え方や言動によって、その捉え方も変わります。
■女性社員の人間関係が複雑で…
fumumu編集部では、会社員・公務員として務めている全国20~60代の男性435名を対象に、女性社員との接し方に悩むことがあるか、調査を実施しました。
「悩むことがある」と答えた人は全体で35.6%と、男性の約3人に1人もいることが判明したのです。
「会社にいる女性たちの人間関係が複雑になりすぎて、各グループに配慮しないといけない空気になっています。みんなで仲良くしてくれたらいいのですが…」(30代・男性)
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■セクハラを気にして…
性別・年代別では、40代から50代が少し高い割合になっています。
管理職やマネージャーになって女性の部下を持つと、「男同士と違って、どんな付き合い方をしたらいいのか」と悩む人は少なくないようです。
「ちょっと前までは、飲み会などで調子に乗って下ネタを言うこともありました。ただ近年のMeToo運動の流れを見ていると、自分の発言はNGだなと考えるように。
下ネタが嫌な女性だっているのに、みんなが盛り上がっていると勝手に思っていたと反省しています。
お酒が入るとテンションが上がっていらないことを言いそうなので、自分から飲み会を積極的に誘うこともなくなりましたね」(40代・男性)
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■男女平等に見る上司でも…
仕事では男女の隔たりなく接したいと考えている男性でさえ、悩むことがあるようです。
「女性だからといって優遇するのは、本当の優しさではないと思います。彼女たちも自分の成長を望んでいるのに、簡単な仕事を回すのは失礼なこと。
そのため私は男女ともに、フラットな目線で見るようにしています。ただそれを『女性なのに、ここまでさせるの?』と思う人もいるかもしれないですね。
そのバランスは難しく、自分の中でも答えは出ていません」(40代・男性)
本当に嫌われるような人は、自分で気づきもしないもの。そのような男性をどのように対応するかが、実際の女性の悩みどころでしょう。
(文/fumumu編集部・ニャック)