精神的に追い詰められている人も… 職場のコロナハラスメントに「もう限界」
コロナハラスメントとは、新型コロナウイルスに関連した人権侵害のことを言います。
コロナ観の不一致から、コロナハラスメントを訴える人が増えています。特に、いろいろな人が集まる職場ではコロナ観の共有が難しく、嫌と言えずに精神的に追い詰められている人も。
fumumu取材班が、体験者たちに詳しい話を聞きました。
①病院では検査対象外だったのに…
「高熱を出して病院を受診したところ、扁桃腺炎と診断されました。でも、熱が下がって出社しようとしたら、『コロナじゃない保証はない』と上司から言われ、『出社するなら診断書を出すように』と指示が。
埒が明かないので自費でPCR検査を受け、陽性ではないことを証明しましたが…保険適用ではないのでかなりのお金がかかりました。しかも、体調を崩してから検査結果が出るまでの間は欠勤扱いで無給に!
感染を疑われた時点で、人権を剥奪されたようでした」(20代・女性)
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②ただでさえ密な事務所なのに…
「職場の社長は、『コロナは風邪のようなもの』と思っています。だから、従業員の座席の間にシールドはないし、向かい合ったままおしゃべりをしつつ飲食をするのが普通です。
でも、私は感染するのが怖くて…。ダイエットしている体でランチを断っても、『体に悪いよ』と食べることを勧められて、ストレスが溜まっています。
私にとっては、シールドのない密な事務所で飲食をする方が体に悪いと思っているのですが」(30代・女性)