女性に生まれたなら、人生の中で婦人科のお世話になる機会も多く訪れます。しかしながら若い人たちの中には、婦人科に行くことに抵抗感がある人も多いようです。
「内診が恥ずかしい」と女性からよく聞かれます。
■全体では少ないけれど…
fumumu編集部では、全国20~60代の女性736名を対象に、婦人科で診察を受けた経験について調査を実施しました。
診察を受けたことがないと回答したのは全体の19.3%と、2割弱でした。
年代別では、20代で37.8%と、婦人科での診察経験がない人がかなり多いようです。
「診察台に座って足を広げるって知識だけはあるから、やっぱり恥ずかしいって気持ちがありますね。
今のところ生理不順などのトラブルはないので、あまり行く機会がないのも理由のひとつです」(20代・女性)
若い女性にとっては、やはり内診を受けるのが恥ずかしいようです。
「もし婦人科に行くなら、先生は女性がいいですね。診察で診られるのが一番の理由ですが、問診での相談も男性だと言いにくい気がします」(20代・女性)
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■異常がなくても検診を受けよう
最初はなにかと不安の内診も、一度受けてしまえば抵抗感はなくなるとの意見も。
「初めて婦人科の内診を受けたときは、強制的に足を広げる診察台に思わず『おおっ!』と声が出ました。でもそれで緊張がほぐれて、恥ずかしさはなくなりました。
内診も一度経験すれば、抵抗感なんてすっかりなくなるんです。男性は嫌って声もあるけど、あちらも仕事。先生の診立てがいいかどうかのほうがよっぽど重要です」(30代・女性)
異常がなくても、定期検診は受けたほうがいいでしょう。
「異常がなくても、子宮頸がんなどの検査はしたほうがいいですよ。なにかあっても早期発見できれば、対応できますからね。若い女性なら、妊娠を希望する人も多いでしょうし」(40代・女性)
最初は恥ずかしいかもしれませんが、健康を維持するのは大切なこと。勇気を出して婦人科に行き、検診を受けてみましょう。
(文/fumumu編集部・ニャック)