「キャバクラに連れて行かれたり…」 ゲイセクシャルが職場で感じる苦痛
ゲイセクシャルの人たちは、周りの行動だけでなく、自分の考えなどに嫌毛がさしてしまうことも。体験談を聞きました。
ゲイセクシャルが、職場や人間関係での出来事でモヤっとしてしまうことはどんなことなのでしょうか? fumumu取材班は詳しく話を聞いてみました。
①会社の体育会ノリ
「以前勤めていた職場に、まさに体育会ノンケといった雰囲気の上司が居り、事あるごとにキャバクラに連れて行かれたり、なぜ彼女を作らないのかと質問責めされたりする事がありました。
ゲイである事をオープンにしていれば少しは楽だったのかも知れませんが、堅いサラリーマン生活を過ごしていた当時の私は、自らをストレートと偽っていたので、女性関係の話をされるのは本当に苦痛でした。
LGBTの話題が様々なメディアに登場する様になった今でも、同じように悩む人は多いと思います」(30代・男性)
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②評価や人付き合いの影響
「日本の会社はヘテロであることを前提としたシステムで動いていて、プライベートであるはずの結婚も評価や人づきあいに組み込まれていると感じます。
また、メディアの影響もあってかゲイはイジっていい特性という先入観も強く、それを批判すると厄介者とみなされがちです。
これらの生きづらさはゲイ特有のものではなく、女性が感じるセクハラや不当評価にも似ているのではないでしょうか」(40代・男性)