LGBTに関する理解がされるようになってきましたが、まだまだ生きにくさを感じているセクシャルマイノリティの人が多いようです。
同性愛者の場合に、どのように変われば生きやすくなるのでしょうか。fumumu取材班は、同性愛者に意見を聞いて見ました。
①呼びかけの強化
「日本は他国に比べてみるとびっくりするほど理解が遅れています。女は男と付き合うのが当たり前で男は女と付き合うのが当たり前という固定概念が強いのです。
海外の方と話す機会がありますが、彼らは同性を愛そうが異性を愛そうが、例え物や動物を本気で愛そうが愛せる存在をこの世界から見つけられたことが幸せだし、その幸せは私たちも幸せにしてくれる。あなたがどんな形で愛を築こうが、愛がそこあることが素晴らしい奇跡なんだよ。と話してくれました。
日本も他人の価値観を気にしないようにネットが発達している今呼びかけを強化して欲しい。1人1人が特別で大切な存在なんだよって。だから、自分と違う人間を非難せず認める大きい心を持って欲しいと思っています」(20代・女性)
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②蔑まず同性婚を認める
「ぶっちゃけ、性自認や同性パートナーについて、蔑んだり病気みたいに見たりしないでほしい。誰かを好きなったり一緒にいたいと思う気持ちが、あの人は同性なんだくらいの意識に変わってほしい。
結婚がすべてではないし、子供を産み育てることがすべてじゃない。それをしないから不幸ではない。いまの日本人は就職して結婚して子育てが幸せって教育されてるから、その意識が少しずつ変わっていってくれたら快適に過ごせるかもしれません。
また、他の国と同じように日本でも同性婚が認められれば、今よりも同性愛カップルは快適に過ごせるように思います。具体的に言うと、パートナーの扶養に入れる、病院での承諾書にパートナーとして署名が出来るなど様々。
今現在、それが出来ず、憤りを感じる同性カップルも多いです」(20代・女性)