回避できるかも? 不本意な人事や異動に対する交渉術

会社員だったとしても、不本意な人事や異動を回避できるかもしれません。

疲れる女性
(Poike/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

春の人事に向けて、上司との面談が始まる2月。しかし、不本意な異動に頭を悩ませてしまう人も少なくありません。

万が一、不本意な人事や異動を打診された時、回避する術はないのでしょうか。

fumumu取材班が、交渉術について、経験者たちに詳しい話を聞きました。



①回避したい根拠を明確に示す

「根拠を明確に示すことができれば、不本意な人事や異動を回避できるかもしれません。現場の状況を全て把握している上司は多くないため、回避すべき根拠があれば、話し合いに持ち込める可能性がアップするからです。


根拠を示す際は、感情論ではなく数値を示して、客観的な理由付けができると良いと思います。この数値が、職場の達成目標や会社のヴィジョンに即したものであれば、人事や異動を考え直してもらえるかもしれません」(30代・女性)



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②代替案を提示する

「拒否するだけでは説き伏せられがちですが、代替案を提示することができれば交渉に持ち込めるかもしれません。上司が考えている案が、唯一の最適解とは限らないので。


代替案を提示する場合は、相手が考えているよりも多くのベネフィットを示すことがポイントです。


私の場合は別支店への異動を打診されたのですが、オンライン会議と出張を組み合わせた代替案を提示。代替案の方がコスト削減できることが決定打となり、何とか異動を回避できそうです」(30代・女性)

続きを読む ③人事部への相談を示唆する

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