「つい意地になっちゃう…」 相手の意見を素直に受け入れるには?
相手の意見にムキになって反応してしまうとき、どうすれば気持ちをゆるめることができるのでしょうか?
自分とは違う意見を受け入れることができずに、つい相手の意見を否定していませんか? 自分を肯定する意見ばかりを求めてしまうと、様々な考えに触れる機会を失ってしまうかもしれません。
多様な意見を受け入れる方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①勝負しない
「相手と張り合ってしまうと、意見を素直に聞き入れることができないと思います。自分と違う意見に触れたとき、つい自分のほうが正しい! と相手に勝とうとする人っていますけど…。
すべての違う意見と張り合っていたら、キリがないと思うんです。相手を口で言い負かしたとしても、なんの勝負に勝ったの? って感じですよね。
相手が引き下がってくれたのかもしれないし、むしろ人間性で考えたら負けている気がします。会話は言葉のキャッチボールで、戦いではないと思えたら、人の意見もフラットな気持ちで聞けるんじゃないでしょうか」(20代・女性)
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②まずはお礼を
「第一声でなんと言うかで、相手の意見を受け入れられるか変わると思います。最初が『いや』とか『でも』だと、どうしても相手を否定する言葉が続いてしまうから。
異なる意見を反射的に拒否すると、その後もなかなか聞く姿勢が取れないんだと思います。周りの意見を素直に聞きたいなら、まずはお礼を伝えて、受け入れる姿勢を作ったほうがいいんじゃないでしょうか。
『そうなんだ、ありがとう』『知らなかった、助かったよ』と感謝の気持ちをまずは伝えることで、その後の自分の対応も変わってくると思います」(20代・女性)