相手への愛情はなくなっているのに、婚姻関係を続けている仮面夫婦。「子供がいるから」とか「お金のために」など、女性側の愚痴をよく耳にします。
一方で、「我慢しているのは女性側だけではない」と男性側の意見も。fumumu取材班が、仮面夫婦の自覚がある20~30代の男性に夫婦生活の本音を聞いてみました。
①愛してもらえないのに愛せるわけがない
妻から愛されていないことは、表情や態度を見ていれば分かります。そんな妻を見ているうちに、いつの間にか、自分もすっかり冷めてしまいました。(30代・男性)
愛し合った末に結婚したふたりです。いくら男性は鈍感だと言われていても、妻が仮面を付けていることに、気が付かない夫はいないでしょう。
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②離婚しないのは世間体
離婚すれば、「何か問題があったのでは?」と勘繰られるのは、男性側です。会社での評価を考えると、離婚したくても安易にできないのが本音です。(30代・男性)
「男は結婚して一人前」のような風潮が残っている会社は、まだまだ多いようです。
親からの反対を押し切って結婚してしまったので、今更、離婚したいと言えません。離婚できるとしたら、親が亡くなってからでしょうか。(20代・男性)
親の負担を考えて、自分が我慢してしまう男性もいる様子。また、「やっぱり…」と思われるのも、プライドが傷つくとの意見もありました。
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③子供が成人したら離婚したい
離婚の目安として、子供の成人を一つのタイミングとして考えています。もし大学に通っている場合は、卒業してからになるかもしれませんが。(30代・男性)
離婚する意志は決まっていて、あとはタイミングを計るだけの人も…。
厚生労働省の「人口動態統計」によれば、1日でおよそ600組が離婚しているデータもあり、意外に身近な問題です。
「本当は離婚したくない」「離婚されたら自分が困る」と思っているのであれば、今すぐ、夫婦でちゃんと話し合った方が良さそうですね。
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(文/fumumu編集部・志都)