カンニング竹山、性犯罪の「傍観者」動画に 「この仕事してなかったら…」
『ABEMA Prime』では、性犯罪の「傍観者」について取り上げました。
■「痴漢」半数が見て見ぬふり
多くの性犯罪のなかでも、犯行を目撃しても半数の人が見て見ぬふりをしてしまうのが「痴漢」。警察庁の調査によると「痴漢を目撃した時の行動」の45%が「何もしない」と回答。
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「巻き込まれたくない」「冤罪を生み出す懸念」「やってないと言われたら何もいえない」などの理由が挙げられ、多くの人が行動にうつせない現状です。
シオリーヌさんも、様々な懸念や行動を起こせないという考えには理解を示します。そのため、動画では警察に連れて行くなどの行動ではなく“ちょっとしたアクション”を描いています。
たとえば、痴漢を見つけた際、手を掴んで警察へ…というのはなかなか難しい状況でも、加害者と被害者の間に割り込んでみるなど、小さな一歩から救われることがあると訴えました。
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■カンニング竹山「この仕事をしてなかったら…」
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カンニング竹山さんは「言いすぎちゃうところがある。トラブったこともありますし」と、自身は声を出して注意するタイプだといいますが、「顔がわれてるし、こういう職業だから。あとで話をすることもあるからもしれないし」と分析。続けて「この仕事をしていなかったら、行動していないかもしれない」と語りました。
また、シオリーヌさんは動画を見た男性からは「本当にこんなことあるの?」という驚きの声が多かったことを明かすと「(被害者は)苦しいかもしれないけど、情報をくれたほうが助ける知恵をもらえるのかもしれない」「動画ではこういう風に言えばいいんだ、なるほどなと思わせるところがいっぱいある」と発信することの意義について語りました。
■「色々な対処法の引き出しを」
「こういうケースがあることを知ってもらって、色々な対処法の引き出しを増やしてほしい」とかたったシオリーヌさん。
「見て見ぬふり」が被害者の心をさらに傷つけていることを知ることが、性暴力をしづらい社会にするための、小さなアクションの一歩なのかもしれません。
★シオリーヌさんが発信した動画「「Active-Bystander=行動する傍観者」」はこちら
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(文/fumumu編集部・冬野 とまと)- 1
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