人前では、あまり怒っている姿を見せたくないものです。しかし、我慢ばかりしては、いつか感情が爆発してしまいます。
上手に感情を伝えられるならいいですが、ぎりぎりまで我慢し怒りとして吐き出すことしかできない人もいるでしょう。
■普段の会話が暴言の上司
fumumu編集部では、全国20~60代の男女1,336名に「怒りについて」の調査を実施。「興奮して暴言を吐いたことがある」と答えた人は、全体で47.8%でした。
半数近くが怒りを抑えきれずに、感情を表に出した経験があるのです。何を言うにも暴言になってしまう人は、一緒にいて疲れてしまいます。
「うちの上司は、常に暴言を吐いているような状態です。他のところだと、絶対にパワハラで通用すると思います。
本人は当たり前になっているから、余計に質が悪いですね」(20代・女性)
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■彼氏にきつく当たってしまう
性別・年代別では20代男性が43.9%、20代女性50.7%で、女性の割合が6ポイント高くなっています。
「友達には、『おっとりしている』とよく言われます。でも家族にはすぐにキレて、外では見せない態度をしているんです。今の彼氏にも、最初は猫を被っていました。
でもだんだんと、怒りをぶつけるようになってしまい…。家族くらいに内面を見せられるようになったとも言えるけれど、嫌われてしまわないかと心配です」(20代・女性)
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■非リア充は溜め込んだ怒りが爆発し…
自分のことを非リア充だと思っている人は、6割以上が興奮して暴言を吐いたことがあると答えています。
日頃は自分の感情を抑えている人が多いために、溜め込んだものが一気に爆発してしまうのでしょう。
「普段はおとなしいからか、私にだけきつめに当たる先輩がいました。ある日、我慢の限界がきて、先輩相手に思いっきり怒りながら言い返してしまったんです。
向こうはびっくりして、唖然としていましたね。数日間は、周囲からものすごく気を遣われました」(20代・女性)
怒りになる前に、上手に意思を伝えられるといいのですが…。
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(文/fumumu編集部・ニャック)