斉藤由貴や小室哲哉、高橋由美子…日々、いろいろな有名人の「不倫」報道がテレビを賑わせています。もちろん不倫はいけないことなのですが、中には「許してあげてもいいのでは?」という声が上がるケースも。
■それでも「ダメ」
fumumu編集部が全国20〜60代の男女1,357名を対象に「不倫」について調査したところ、全体の45.0%が「どんな理由があろうと、不倫は悪だ」と回答。やはり女性の割合が高いです。
「仕方がない不倫なんて、ある? だったら別れてから付き合えよって思う。それで傷つく人がいるって、わからないのかな?」(30代・女性)
「友達が不倫してて、『これは運命だから!』『私が先に出会っていれば!』とか言ってる。本人からしたら許されるべき恋愛だって思ってるのかもしれないけど、そんなものは存在しない。こいつと早く友達やめようって感情しか生まれない」(20代・女性)
職業別では専業主婦(夫)がダントツで不倫を嫌っており、その割合は58.6%。自分の配偶者を信頼しているからこそ、「不倫」というもの自体が信じられないのでしょう。
「どんな理由をつけられても、された側は許せるはずがない。想像するだけで辛い」(50代・女性)
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■「お金」で変わる?
ちょっと気になるのが、この結果。
年収1000万円以下はほぼ横ばいなのですが、1,000万円を超えると30.0%に激減します。お金がある人たちからすると、許される不倫の理由があるのでしょうか?
「別に交際相手、そして配偶者が納得してればいいんじゃないの? 外野がとやかく言う問題じゃないでしょ」(40代・男性)
「仕事的に離婚はまずいからと言って、夫婦揃って不倫してる人を知っている。夫婦仲は完全に冷え切っていて。あれはもう、仕方がないんじゃないかな。いや、別れろよとは思うけど」(30代・男性)
たとえ配偶者が黙認していたとしても、本当に心から許しているか。既婚者との恋愛を、恋人は心から楽しめるのか。真の意味で、「誰も不幸にならない、傷つかない」不倫などないでしょう。
(文/fumumu編集部)