知っているようで実は知らない「デリケートゾーン」のアレやコレ
「iroha広報の“性なる”ガールズサロン」。今回はiroha広報が”デリケートゾーン”について解説します!
「iroha」は、女性の性についてまっすぐに考えてきたセルフプレジャー・アイテムのブランドです。
今の世の中では、「女性が性について話すなんておかしい」「セルフプレジャーをするのははしたない」そんな風に言われることも少なくありません。
ですが私たちは、セルフプレジャーは、寝る前にするパックやお風呂でするトリートメントのように、女性が日常的に行うセルフケアのひとつだととらえています。
この連載では、性にまつわるお悩み・書籍・イベントなどについてiroha広報の本井はると犬飼幸が様々な視点で語り、お届けします。より多くの女性が過ごしやすい毎日のヒントを得られるきっかけ作りが出来たらと考えています。
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■デリケートゾーンと向き合えていますか?
「デリケートゾーン」と聞くと、「少し恥ずかしい部位」「大っぴらにはできない話」だと思われている方も、実は多いのではないでしょうか?
ですが、デリケートゾーンは決して「恥ずかしい部位」でもなければ、「人前で話してはいけない内容」でもなく、私たちの身体の大事な一部です。
とはいえ、「どうやって扱っていいのか分からない」「そもそも触っていいの?」「なんで専用ソープがあるの?」など、まだまだその全貌が知られていない部位でもあります。
そこで今回は、こういった「知っているようで知らないデリケートゾーン」について、iroha広報がたっぷりとご紹介したいと思います!
夏は目前。体のケアが特に気になる今こそ、しっかりと押さえておきましょう!
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■デリケートゾーンって洗わなきゃいけないの?
まず、「そもそもデリケートゾーンは洗わなくてはいけないのか?」問題について。
この質問の答えはYESです。
デリケートゾーンは身体の中でも、特に構造が複雑で入り組んでいるため、汚れがたまりやすいんです。なので頭や顔、身体の他の部位と同じようにきちんと洗う必要があります。
また、わたしたちのデリケートゾーン(外陰部周辺)は、蒸れや熱のこもり、摩擦等の様々な要因で、pH(ペーハー)(※)値が高くなります。デリケートゾーンのpH値が高まり、アルカリ性に近くなると、皮膚が本来持っている自浄作用が働きにくくなり、雑菌が増殖。においやかゆみが発生しやすくなる一因となります。
健やかなpH値を保つためには、適切なお手入れを生活習慣として身につけることが大切です。
※pHは酸性からアルカリ性の間に0~14の目盛りをつけ、酸・アルカリの度合いをその目盛りの数字で表すものです。pH7を中性とし、それ未満を酸性、それより大きければアルカリ性としています。