「教師に娘を殺される」とデマを拡散 サクラを使い他人を陥れる恐怖の毒親

娘が先生から暴力を受けたと主張する母親だが…?

スマホを打つ女性
(AntonioGuillem//iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

子供の学校生活を心配する両親は多いですが、その気がかりが教師からすると「モンスターペアレンツ」のような行動になってしまうことは珍しくありません。

近日、中国版ツイッター・Weiboに「娘は喘息を患っているのに、無理やり先生に校庭を走らされ吐血した」という投稿がアップされましたが、それが全くのデマだったということで物議を醸しています。



■体罰で流血

投稿を行ったのは、中国・広州に住む6歳女児の母親。母親曰く娘は喘息持ちなので「くれぐれも気を付けてくれ」と担任の先生に何度も説明したにもかかわらず、体罰として校庭を10周走らされたとのこと。

娘は帰宅後に大量の血を吐き、着ている服を真っ赤に染めた…という主張と共に鮮血にまみれたジャージの画像をアップしたことから、中国ネットユーザーの間では「ありえない」「ひどすぎる」と大きな騒ぎとなりました。



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■治療中の写真も公開

続いて母親は病院でグッタリしている様子の娘を撮影し、こちらも立て続けにアップ。「娘は体罰によって高熱を出し、神経に問題が出ています。今後は大学病院に転院して治療を行わなければなりません」と語りつつ、自分は日頃から担任に「娘は体が弱いので色々と見てやってください」と頼んでいたこと、その「費用」として、6万人民元(約90万円)を贈り物として手渡したことを明かしました。

また、その他にも高価なプレゼントを日頃から送っていたそうで、「様々な手段でお願いをしたのに、娘はこんな姿になってしまった…」と同情を誘うような文章も添えています。

しかし、これらは全て虚偽の証言だったのです。

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