元恋人からもらったプレゼントを別れた後に見つけ、なんとも言えない気持ちになることは世の常。
個人の采配によりますが、渡したプレゼントについても不問にしている方が多いのではないでしょうか。
しかし、近日中国・南京市にてカップルの破局劇が勃発。付き合っている期間中に男性が彼女にプレゼントしたものが高級すぎる物であった為、裁判になっていることがわかりました。
■謎の罰で大ゲンカ
現地メディアの報道によると、今回の主役・嚴さんという男性が孟さんという女性に知り合ったのは昨年の5月。何度かデートを重ね、「この子と付き合いたい!」と考えた彼は高級車・ベンツを「恋人の証」として孟さんにプレゼントしたんだそう。
その後、彼女が窓を開けたまま路上駐車をし、本人は車内におらず…といった状況が発生。嚴さんは自分のプレゼントをないがしろにされたと感じたのか、ちょっとした罰を与えるために助手席に置いてあった彼女のバッグをそのまま持ち去ったと言います。
帰ってきた彼女が窃盗だと思い通報したところ、犯人はまさかの彼氏…。2人はこの事件をキッカケに大ゲンカをしてしまい、ついに別れることを決意しました。
関連記事:「自分のこと、本当に好き?」 恋人の気持ちを疑った経験
■所有権で揉める
ベンツの所有権については、別れ際に「彼女のものである」という契約書にサインをしていたとのこと。
しかし嚴さんは後に「あの契約書は脅迫されて書いたようなものだ」と主張。やはり手放すのが惜しかったのか、持っていたスペアキーでそのまま運転して帰ったことから彼女側がすぐさま告訴する事態となりました。
それに対抗するように、嚴さんは「結婚をしないならこのプレゼントは自分に帰すべきだ」「結納金としてみなされるべきだ」と控訴を行っています。
関連記事:他人の子供を旦那が養育 妻からの少なすぎる賠償金に批判殺到
■裁判所の判断は…
この案件に対し、現地の裁判所は「式や入籍をしていないことから、嚴さんの主張は認められない」と発言。また、契約書にサインをしたにもかかわらず彼女の車を盗むなどの嫌がらせを働いたことを考慮しても、車の所有権は孟さんにあると判決を下しました。
一時の熱で高級車をプレゼントし、よくわからない理由でいちゃもんをつけ、しまいには返せと主張するこの男とは別れて正解だったのかもしれません。
熱が冷めた後のプレゼント問題は、どの国のカップルにとっても悩みの種なんでしょうね…。
・合わせて読みたい→指原莉乃、男がこだわる金額10倍高級ティッシュに「全然違う!」と大感動
(文/fumumu編集部・AKO)