音楽家のつんく♂さんが、プロデュースした絵本を発売前にユーチューブで動画で配信し、反響が相次いでいます。
■発売前の絵本を公開に
6日、自身が代表を務める、総合エンターテインメント事務所のYouTubeチャンネル「TNXchannel」にて、1本の動画をアップしたつんく♂さん。
初チャレンジとなった絵本は、ゴールデンウィークの発売を意識して昨年から奮闘してきたそう。しかし、新型コロナウイルスの影響により、プロモーションやキャンペーンが出来ないということもあって、発売が延期となり、つんくさんは「なんとなくモヤモヤしておりました」と、心情を吐露しています。
こうした思いもあって、絵本の出版社の「双葉社」と話し合い、ベストな形を議論した結果、本の発売を待たずにユーチューブの公開に至ったようです。
この議論の結果について、つんく♂さんは「正直、出版社の皆様からしてみれば、とんでもないことというのもわかっております。 だって誰もが無料で見られるのだから。 でも、とにかくいち早くお届けしたかった。 私のわがままを聞いていただき、本当にありがとうございます」と、感謝の意を綴っています。
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■主人公の少年の声
『ねえ、ママ？ 僕のお願い！』というタイトルの作品は、ひとりの少年のお話。大切な日にパパがおらず、その理由が気になるのに言い出せなかったり、買い物に行きたい理由を言い出せず、ママに怒られてしまったり…。なかなか言い出せない理由は…？
つんく♂さんがツイッターで「絵本、出来たけど発売日がだいぶ先になりそうなんで、せっかくの「母の日」のお話やし、それに間に合うように動画出しのokもらってので（半ば強引ですが）アップさせてもらいます！」と告知しているように、公開日を急いだ経緯がわかる結末となっています。
ちなみに、絵本の動画に吹き込まれている、主人公の少年の声は、先日9歳になったばかりのつんく♂さんの次女の声とのこと。
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■朝から泣きました
ファンからは、「マジでつんくさんみて号泣する日が来ると思わなかったなぁ。笑笑」「朝から泣きました。 子供の気持ちが1番嬉しいですね」と、思わず泣いてしまった大人たちのメッセージとともに、絵本の感想が続々と寄せられています。
子供が歯切れが悪い時って、だいたい何かがありますよね〜。また絵本でしっかり読み直したいところです。
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（文／fumumu編集部・fumumu編集部）