メトロポリタン美術館が『あつ森』に参入 約40万の画像が使用可能に
メトロポリタン美術館が「あつまれどうぶつの森」に参入しました。
大人気の任天堂Switch『あつまれどうぶつの森』(あつ森)は、美術館の間で新たなプラットフォームとして注目を集めている模様。
バーチャル美術館などの取り組みがされる中、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館もこの流れに加わりました。
■40作品の画像が見られる!
『あつ森』は、卒業式の決行がされるなど自由度の高いゲームですが、以前には中国の「木木美術館」がバーチャル美術館としてゲーム内で展開するなど、美術館からも注目を集めています。
ロサンゼルスの「J・ポール・ゲティ美術館」は、「Animal Crossing Art Generator」というツールにより作られたQRコードをスキャンすることで、ゲーム内で画像が使用でき、国際規格「IIIF」に対応した他の美術館画像もツールを使ってインポートできるとのことです。
ここに、メトロポリタン美術館も参加。所蔵作品のうち、約40万点の画像を無料公開し、ゲーム内で使用できるようになっています。
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■使用方法
使用する場合にはメトロポリタン美術館の「Open Access」から好みの画像を選び、共有ボタンで「どうぶつの森」系列で馴染みのある葉っぱのマークをクリックするのみです。
すると、QRコードが出てくるので、絵画を『あつ森』規格の正方形に切り取り、読み取りをすれば完了。
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■ユーザーの反応
『あつ森』ユーザーは、「ベレー帽かぶせて、バイオリン・ケースを持たせなければ」などハイテンション。すごい時代が来たと驚く人が多く、他の美術館も参入してこないものかと期待が高まっているようです。
家から、閉館中の海外にある美術館に擬似的に訪れたり、家に飾ることができるようなるなんて、すごいことですよね…。
★メトロポリタン美術館の画像ページが気になる人はコチラをチェック!(好みの画像を選び、共有マークを選んで使用できます)
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)