今は幸せだけど… 再婚した女性を苦しめた「周囲の一言」

良かれと思って選んだことでも、周囲から反対されると不安になってしてしまう時もありますよね。

耳を塞ぐ女性
(g-stockstudio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

「結婚した3組に1組は離婚している」と言われている今、離婚することも再婚することも決して珍しいことではありません。

しかし、離婚経験者の女性たちに聞いてみると、離婚前後から再婚までの間「周囲の一言に苦しんだ」という人はたくさんいるようです。

fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。



①離婚するの?

「どのような経緯で離婚を決めたのか、その理由を聞く前に、『離婚するの?』と、否定的に言われるのが辛かったです。


我が家の場合は、鬱になった夫が仕事を辞め、アルコール中毒になってしまいました。最初のうちは、病気と向き合って治療に励みましたが、夫の状態はなかなか改善しなくて……。子どもと自分の将来を考えた結果、離婚することに決めました。


離婚するということを周囲に言うだけでも勇気がいるので、もう少し、発言には配慮して欲しかったです」(30代・女性)



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②再婚するの?

「『再婚するの?』と言われると、『一度結婚で失敗しているのに?』と、責められているかのような気持ちになってしまいます。


再婚したからと言って、絶対に離婚しないとは言い切れません。しかし、幸せになるために再婚しようとしているので、その気持ちを否定するような言い方だけはして欲しくないと思いました」(30代・女性)



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③親子仲は大丈夫?

「再婚すると、往々にして再婚相手との親子仲について言及されます。再婚後、新しく子どもが生まれようものなら、その回数は更に増えます。


『自分の子どもじゃないのに可愛がってくれるの?』とか『兄弟で差別されたりしないの?』などと周囲が心配する気持ちも分かりますが、そのような言葉を子どもたちが耳にしたら、どう思うでしょう。


いたずらに、心配させるような物言いは控えてもらいたいです」(30代・女性)


何の行動も起こさなければ、周囲から責められることはなく、傷付くこともないかもしれませんが、状況を変えることもできないでしょう。

離婚も再婚も、するのは他でもない自分自身です。

自ら幸せを手放してしまうことのないように、周囲の目は気にしすぎないようにした方がいいかもしれません。

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(文/fumumu編集部・志都

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