テドロス事務局長をめぐり、様々な混乱が生じているWHO。
そんな中、新型コロナウイルスのパンデミックと戦う医療従事者などへの支援目的でWHOとGlobal Citizenが主催したバーチャル・コンサート【One World: Together at Home】の記者会見にて、歌手のレディー・ガガがテドロス事務局長を称賛する一幕を見せました。
■WHO主催の豪華なコンサート
【One World: Together at Home】は、WHOとGlobal Citizenが主催したバーチャル・コンサート。参加アーティストが70人を超える大型配信コンサートで、ガガの他にテイラースウィフト、セリーヌディオン、エルトンジョンなどが出演。それぞれが自宅などからパフォーマンスを披露しました。
4月19日に投稿されたGlobal Citizenの公式ツイートによると、集まった義援金は1億2,790万ドル(約138億円)。パートナー企業、及び慈善家から寄付が行われたと言います。
視聴者からの寄付は募らず、最前線で戦う医療従事者を称えるイベントとして盛大に幕を閉じています。
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■テドロス氏はスーパースター？
しかし、このイベントの事前記者会見にて、ガガは「ドクターテドロス、貴方は本当のスーパースターよ」と発言。
世界中で賛否両論が沸き起こり、辞任要求の著名が80万を超えている人物であるだけにこの「称賛」には疑問の声が殺到しています。
テドロス事務局長はガガに対し「世界が今必要なのは愛と団結だ」と答えましたがSNSには「お、お前がいうな…」「レディーガガどうしちゃったの？」と困惑するファンも見受けられました。
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■母親が親善大使という一面も
この突然の「称賛」に対し、一説では「ガガは反トランプ大統領派なので、トランプ氏にたてつくテドロスを褒めるのはポジショントーク」といった批判のほか、母親のシンシア・ジャーマノッタ氏がWHOの親善大使であることから彼らを敵に回すことはできないのではないかという意見も浮上しています。
真意を知るのは本人のみ…と言ったところですが、この言動は更なる波紋を呼ぶのではないでしょうか。
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（文／fumumu編集部・AKO）この記事の画像（1枚）
